2022年7月2日のG検定を受験、なんとか、合格できました。
ここではどんな勉強をしたのか書いていきます。
加えてこれから勉強する人の参考に少しでも役立てば幸いです。
AI For Everyone
これは、全てのビジネスパーソンに向けた、AI/ディープラーニング(DL)についてまず「知る」ための無料エントリー講座です。世界最大級のオンライン講座プラットフォームであるCoursera(コーセラ)上で、既に全世界60万人以上の受講者を誇る人気のコース「AI for Everyone」(オリジナルは英語)に、JDLA制作、松尾先生の日本向けコンテンツを加えた特別版です。
なお、受講は無料ですが、配信プラットフォームであるCoursera発行の受講修了証取得コースを希望する場合には、別途Courseraへの支払い($49)が発生します。 なお、修了証を提示いただくとG検定の受験料が割引となります。
私の場合は、2022年2月17日決済で、5691円($1=\116 1/7)支払いました。これでG検定料が割り引かれる。
内容は、
– ニューラルネットワーク、機械学習、ディープラーニング、データサイエンスなど、⼀般的なAIに関する専⾨⽤語とその意味
– 実際にAIができること、できないこと
– 組織の課題解決のためにAIを適⽤できる可能性とその⽅法
– 機械学習およびデータサイエンスプロジェクトの進め⽅
– AIエンジニアチームと連携して社内でAI戦略を構築する⽅法
– AIを取り巻く倫理的および社会的議論の概要
があり、動画(Andrew Yan-Tak Ngさんは英語、松尾先生は日本語です)&日本語解説文が着いているので、理解容易でした。
G検定勉強法を記したブログは多いのですが、この講座をお勧めしているものはあまり見たことがない。これはもったいないと思っています。
単に検定合格狙いなら、知識を詰め込むやり方や、当日用チート資料を完璧に作るアプローチもあろうと思いますが、実際にAI/DLを作成したり、チームを育成したり、社内プロジェクトを立ち上げたり等の活動を考える上で貴重な経験を追体験できます。
部署内のAIチーム立ち上げを行う際に、上司を納得させるための必要な知識の殆どは、これを学習した知識で得たものでした。
深層学習教科書ディープラーニングG検定(ジェネラリスト) 公式テキスト 第2版
これは定番ですね。後々何度も見直すことになりました。これの勉強法は他の方のものが詳しいので、そちらを参考に。
徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト 問題集 第2版(徹底攻略シリーズ)
これも定番ですね。選択肢に答えマークを付けて、暗記しました(^^;
AI白書 2022
最近のAI政策等の抑えとして購入しました。事象の列挙であり、すう勢が理解しにくいのが玉にキズ。
まぁ、LAWS等まだまだ論点も残っているので記載しにくいのでしょうが。
試験準備
2月当初から上記の資料を見つつ、3月に一度受けようと思ったのですが、準備不足が否めず見送り。7月に受けることに変更。
受験料は、一般13200円のところ、AI For Everyone受講の割引が利いて9240円。
ネット上のチート資料を上記資料を見つつ自分なりに整理し直し自分用チート資料を作成、知識補完する、という学習法?で当日検索用資料を作成。
web回答なので、自宅の光回線&Wi-Fi環境の多重回線構成して、ネット障害の対処準備をしました。また、回答用画面と、当日検索用資料表示&ネット検索用画面の2画面準備、2時間191問の長丁場ですので、軽食&飲み物、空調、家族には試験のため入室禁止にしてもらい、試験に臨みました。
時間と問題数から、経過時間と回答数の概ね見通しラインを設定し、メモ書きしておくとともに、計算用紙、ペンを準備しました。
検定本番
7月2日(土)1250から試験開始。10分前から画面出ますので確認。
はじめの10問近く、頭が真っ白に。「なんだか見たことない問題が並んでいる・・・」はっ、想定の2倍以上の時間経過が・・・
いや、焦りました。問題文長いし、回答も画面スクロールしなきゃならないものもあったり。単純計算で1問あたり37秒近くで解答しないと全問解答できない。問題文読むのに20秒近くかかるものも。見返しする余裕もない。
少し進んで、ようやく見知った(勉強した)ところが出てきて、さっと読んでこれなら〇番、とサクッと解答して時間を取り戻す、ような感じで進みました。
確かこれはこれだったはずだが、とやや自信のない問題には、チート資料に検索かけ、確認してから回答する。やはりわからない、というものは、ネット検索で調べようとするけど、時間が経過しすぎる。「わからなければ、ネットで調べられる試験だから簡単」という方もweb上でおられたが、私見ですがこれは罠だと思います。
少し時間あったので最初の方見直ししていて、結局ぎりぎりまで解答。軽食&飲み物、まったく手につかなかった。布団に直行、仮眠(^^;
結果は
7月15日(金)1118、メール着。「G検定試験事務局」から。本文の初めの方に「【 合 格 】」(#^^#)
今回は6398名の受験者で、合格者数は3917名でした。
因みに自分自身のシラバス分野別得点率もメールに記載されています。「人工知能とは」「DLの概要」「法律・倫理・社会問題」は8割取れていましたが、他は危なかった。合格ラインぎりぎりだったのかな…開示されていないのでわかりませんが。
弱点もわかったので、また知識補完していきます。
その後、合格者証発行手続き、オープンバッジ手続き等行いました。
なお、同じ職場の他受験者に聞いたところ、出題順序は皆違ったようで。パターンがあるのか、ランダムなのか。よく分かりません。
つぎは、DS、データサイエンティスト検定を目指します(*’▽’)